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しまんとジャーナル ✖ はたも~ら36

  

「地域に根差したゴルフ場を守るためにー開場60周年の歩み―」

高知県四万十市。日本最後の清流・四万十川が流れるこの自然豊かな地に、ひっそりと佇むゴルフ場があります。それが「中村ゴルフクラブ」。1965年開場という長い歴史を持ちながら、今も地域の人々に親しまれ続けています。今回は長年クラブに携わり、支配人として8年目を迎える小川浩利さんに、中村ゴルフクラブのこれまでの歴史やゴルフの魅力についてお話を伺いました。

 

 

▼支配人の小川浩利さん(56)ベストスコアは70

 

―中村ゴルフクラブの魅力からお聞きします。

「1965年開場の高知県内でも2番目の歴史を誇る中村ゴルフクラブ。その最大の特徴は、『リーズナブルな料金』と『まわり放題』制度です。」

 

—ゴルフ場の特徴を教えてください。

「うちは9ホール・パー34とコンパクトなコースですが、1日何周でもプレーできる『まわり放題』が最大の魅力です。例えば、朝早く1ラウンドしてから出勤し、夕方仕事帰りにもう1ラウンド、なんて使い方もできるんです。しかも、年中無休。クラブハウスの営業時間は8時から17時ですが、営業時間外でも受付簿に名前を書いていただければプレー可能です。」

 

—スタッフ体制についても教えてください。

「クラブハウスには支配人の私と事務員1名。コース管理には常勤スタッフ2名と、季節雇用の作業員が3名です。少数精鋭ですが、その分チームワークはいいですよ。」

 

ゴルフ場全体が「アットホームな空気」に包まれているのは、こうした体制があるからかもしれません。


 

<ゴルフは紳士のスポーツ>

 

—ゴルフに惹かれた理由は何でしょうか。

「ゴルフは“紳士のスポーツ”と言われ、エチケットやマナーを非常に大事にします。うちでもTシャツやジーンズ、スウェットなどの着用は禁止しています。年齢を問わず、祖父母と孫が一緒にラウンドできる世代を超えたスポーツで、しかも長く続けられるのがゴルフの良いところですね。」

 

— ご自身もゴルフをしておられるんですね。

「実は私、もともとは野球をやっていたんです。でも、ゴルフの奥深さに惹かれて。まっすぐ飛ばすことひとつとっても難しい。それが面白いんですよ。」

 

ゴルフへの純粋な愛情と深い理解が、言葉の端々から伝わってきます。


<26年のキャリア、ゴルフとともに歩んだ道>

 

—支配人の小川さんは勤続何年になりますか。

「入社したのは2000年です。最初はコース管理部門に配属され、芝刈りやコース整備の仕事を18年続けました。その後、支配人になって8年。通算すると26年ですね。」

 

—ゴルフ場で働く前はどんなお仕事をされていたのですか。

「もともとはゴルフショップで働いていました。ゴルフ用品の販売や修理、カスタムなどが主な業務でしたね。小さい頃からゴルフに親しんできたわけではないんですが、仕事を通じて自然と詳しくなっていきました。」

 

— 中村ゴルフクラブに入社したキッカケは。

「ゴルフショップを退職した後、2年ほど別の仕事に就いていたんですが、以前ゴルフショップのお客様だった方から『中村ゴルフクラブで作業員を募集している』という話を頂いたんです。それで面接を受け、入社することになりました。」

 

道具のことを知り尽くしている小川さん。その知識と経験が、現在のコース管理やゴルフ場運営に活かされています。


 

<現場から支配人へ、コースを知り尽くしたからこそできる運営>

 

— 入社当初の業務内容について教えてください。

「最初はコース管理です。芝を刈ったり、コースのメンテナンスをしたりと、地道な作業が中心でした。コースの状態は天候や季節に左右されるので、毎日違った難しさがありましたね。」

 

—支配人になられたのはどんな経緯だったのでしょうか。

「前任の支配人が定年退職されることになり、後任として私が指名されました。現場のことは熟知していましたが、経営や運営の面ではまったくの素人。正直、最初はかなり苦労しました。」

 

現場での豊富な経験を背景に、支配人という新たな役割を引き受けた小川さん。数字や運営の難しさに直面しながらも、着実にゴルフ場を支えてきました。


▼松山英樹選手と石川遼選手の直筆サイン

 

<ゴルフ人口の変化と、新たな世代の台頭>

 

— ゴルフ人口の推移について感じることはありますか。

「かつては中高年層が中心でしたが、高齢化が進み、会員権を手放される方も増えました。けれど、コロナ禍をきっかけにゴルフ人気が再燃し、若い世代がゴルフに興味を持つようになったんです。うちのクラブでも30代の会社員の利用者が目立って増えています。」

 

—具体的には、どのような変化がありましたか?

「特に目立つのは、ゴルフをレジャーとして気軽に楽しむ若い層が増えたことですね。周り放題制度を利用して、1日に3〜4ラウンドする方も珍しくありません。体力もあって、楽しみ方がアクティブなんですよ。」

 

若い世代のプレイヤーがゴルフ場に新たな活気をもたらしつつあるようです。


 

<継続運営に向けた課題と取り組み>

 

—継続運営に向けた課題は何でしょうか。

「燃料代や機械修理費といった経費が年々上がってきていて、4月からやむを得ずプレー料金を500円値上げしました。その代わりに、スタンプカード制度を導入して、10回プレーすると1回無料にしています。」

 

—若い世代へのアプローチはありますか。

「SNSの活用を始めました。特にインスタグラムで、イベント情報やコースの様子を発信しています。これまでゴルフに縁がなかった若い方にも、まずは“ゴルフ場ってこんなところなんだ”と知ってもらうきっかけになればと思っています。」

 

時代に合わせた柔軟な取り組みが、未来のゴルファーを育てる土壌となります。


<開場100周年を目指して

 

—最後にゴルフクラブへの思いを聞かせて下さい。

「やはり、このゴルフ場を無くしたくないという思いが強いです。私たちにとっても、地域にとっても大切な場所なんです。『ゴルフデビューは中村ゴルフクラブだった』と話してくださる方も多い。リーズナブルで、練習にも最適な環境、そして街から近い立地。これらの強みを活かして、これからも地域に根ざしたゴルフ場であり続けたいですね。」

 

中村ゴルフクラブは、ただのゴルフ場ではありません。地域の人々の思い出が詰まった、大切な場所なのです。

小川さんの飾らない言葉からは、ゴルフ場への深い愛情と、地域とともに歩んできた歴史への誇りが感じられました。世代を超えて愛され続ける場所として、これからも四万十の地で静かに、しかし着実に、その存在感を示し続けていくことでしょう。


 

中村ゴルフクラブ

〒7870-0157

高知県四万十市山路291

TEL 0880-36-2328

営業時間 AM8:00~17:00

定休日 ナシ

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※この記事は2025年7月発刊の「はらも~らVol.76」に掲載予定です。ぜひご覧ください。